石塚の家_設計監理.01

春の訪れ | 現地調査

石塚の家_栃木県佐野市 | 2022.02.08

昨年春から計画を進めて来た佐野市【石塚の家】
建築の計画は順調に進み、数社から見積もりが提示された。

同時に土地測量・分筆・道路後退寄附手続き・開発許可申請も進め、隣接地権者による境界立会も無事に終えることができた。
500㎡を超える敷地につき分筆を必要とする為、行政書士の知恵をお借りし、分筆後の残地資産価値や将来的な敷地の運用方法を検討。
60条証明交付まであと一息だ。
今日は確定した境界杭と敷地高低差を確認する為現地へ。


建築は南面に広く構えた、のびやかな佇まいになる。
外部でFLまで上がり、ポーチ、玄関、1階床はフラットにつながる床の設定。
今まで計画したことのない内外のつながりになる。


帰り際に敷地近くの「石塚神社」へ。
建築地の石塚町の氏神様でもあるこの神社、道路に沿って南北に細長い社地が特徴的だ。
最近は賽銭箱が設置されていない神社をよく見る。
元々の形態なのか、それともたまに見かける賽銭〇〇を警戒してか。
向拝にはワンカップ酒と5円玉が置かれていた。

境内の梅の蕾も膨らみはじめ少しずつ春の気配。
計画の成功を祈念し、いつものルーティンに入る。
材料費高騰や資材納期も長期化している中、この時間を有効に利用し着工に向けた準備を整えたいと思う。


栃木県 佐野市 住宅設計 店舗設計 医療・福祉施設設計  熊倉建築設計事務所