今日は工務店さん、断熱施工業者さんと打合わせ。
昨今の建築費高騰の影響を受け、少しでもお施主様へより良い住環境をご提案しようと皆さん真剣に向き合っている様に感じた。
施工日数や現場での手間なども含め、材料費以外のコスト調整の可能性も探り、そんなミーティングはあっという間で、気がつけば2時間しっかりと話し合った。
内外に影響する外皮絡みは奥が深い。
コスト・性能・結露リスク・気密ラインの取合いや施工性。
今後求められる住宅性能水準引上げの予測。
環境配慮を意識すれば、どの選択が住まい手にとってベストなのか非常に判断が難しい。
もちろん温熱だけが豊かな生活を叶える手段ではなく、意匠を含めた設計手法も重要。
やはり現時点での着地点は、総合的なバランスなのかもしれない。
とはいえ、意匠・設備など設計計画された機能が十分にその効力を発揮することができる様、より正しい知識を学び続ける必要があることを再認識した日になった。
それをつくり手側と計画段階で共有できたことも有意義であった。
栃木県佐野市 住宅設計 店舗設計 医療・福祉施設設計 熊倉建築設計事務所