家づくりにまつわるお金の話_vol.1

〜資金計画:基本編〜

コラム | 2021.02.11

2月のテーマは家づくりで切っても切れないお金のハナシ!
依頼される建主さんも話をしにくい内容で、私も聞きにくいこと。
数年前までは、設計のご依頼を頂くと数週間後に設計プランをご提案する流れで計画を進めていました。
もちろんプラン作成前には、予算や希望をしっかりヒアリングします。

これは一般的な計画の入り方かと思いますが、ここ数年はもう少し資金計画に重点を置いて踏み込んだ話をさせて頂いてから、プランを提案させて頂く様にしています。

では、私が実際に行っている資金計画をご紹介します。

住宅を計画してから住むまでに、土地代金や建物代金以外にも様々な費用がかかることはご存知かと思います。

例えば..

道路から敷地に水道を引くための費用や、建物完成時に登記する費用などがあります。

その他にもローンを組むための手数料や、家具家電購入費、火災保険加入費用なども考えなければなりません。
細かいことを言えば、設計契約や工事契約の際にかかる印紙代もありますので。。。

これらをまとめていくと、建物や土地以外に数百万円の費用がかかり、もちろん月々の返済金額に反映される項目になります。
ここまでの内容は基本的な内容ですが、改めて家づくりで発生する全ての金額を知って頂くことが、資金計画1つ目の軸!
「全ての金額」と言っても、後々ご紹介する【住宅ローン種類】によって内容が変わります。
純粋に建物本体にかけることが可能な金額を知ることで、建主さんはもちろん、設計者にとっても今後計画を詰める上で重要な情報確認になります。


次回は、資金計画の2つ目の軸「返済シミュレーション」をご紹介したいと思います。
それではまた来週!



staff mika